シルクパジャマなどのシルク製品のお手に入れ方法 莉莉丝2017年4月28日シルクの物語0 Comments 0 シルクは動物性の繊維で、たんぱく質の成分は人の組織に近く、第二の肌と呼ばれるほどの成分なのです。美しい光沢と滑らかな肌触りで、反面、摩擦、光、熱、汚れなどに弱い点もあることから、取り扱いには十分注意する必要があります。 洗濯方法 洗濯機は使わず、手洗いをして下さい。めんどくさいと思わず、いつも自分の素肌を守ってくれているお礼と思って、優しく洗ってあげて下さい。 30℃以下の水での手洗いが基本です。 30℃のぬるま湯で両手で製品を押したり、湯のなかを潜らせ洗い、生地に負担の掛かるもみ洗いは避けます。 専門店でのドライクリーニングをおすすめします。 中性洗剤 絹製品を家庭で洗濯する場合には、中性洗剤またはシルク専用洗剤をご使用ください。塩素系漂白剤は生地を傷めますので、絶対に使用しないでください。 乾燥方法 バスタオルなどに包んでやさしく押し、水分を吸わせて脱水します。ねじったり、絞ったりしないでください。 陰干し シルクは紫外線に弱いので、日光や蛍光灯の光に長時間さらされると黄変しますので ご注意ください。直射日光を避け、風通しのいい日陰干しにします。 アイロン掛けの注意 アイロンを掛ける場合は、必ず当て布をし、低温で負荷を掛けないように、手早く行います。 保管方法 汚れをすぐ落とし、日光や蛍光灯などの光を避け、湿気の少ない涼しいところに保管して下さい。日光が直接当たるところは厳禁です。照明(特に蛍光灯)の近くも避けましょう。汗シミがある場合は絞った布で叩き落とすように汗の濃度を薄め、すぐにクリーニングに出すこと [保管防虫]洋服ダンスに収納するときは、クリーニング店のビニール袋は外して下さい。(溶剤が揮発せずシルクの生地を傷める場合があります。また、カビもはえやすい。) 必ず十分な防虫剤を使用して下さい。ハンガーで吊るす時はビニール袋ではなく、不織布や和紙などでできた袋でカバーして下さい。防虫効果のあるものならなお結構です。 風通しがよく直射日光に当たらない場所に置いてください。 シルク生地は吸湿性が優れたため、通気できない場合に長く置いたら空気に濡れる可能性がございます。特に雨が多い季節。よく出して風通しがよく、また直射日光に当たらない場所に干してください。 押さないでください シルク生地はシワになりやすいので、置くときに押さないでください。シルクパジャマなど普段はハンガーにかけて洋服ダンスに収納する方法がおすすめします。 化学薬品が直接付くことをお避け下さい また、乾燥剤、化粧品、香水など化学薬品が直接付くことをお避け下さい。変色の原因になります。